「フランス映画特集上映
〜⼥性たち、⺟たちの未来〜」
開催決定

2020年は、アンスティチュ・フランセ日本との共同企画でフランス映画の上映会を実施!


石垣島ゆがふ国際映画祭は、石垣島から世界に向けて映画を発信し、地域での文化・芸術にふれる機会をつくる国際映画祭です。 キュレーションチームが選んだ50以上の作品の上映が海外から講師を招いてのワークショップ、様々な地域交流を通じて、世界標準の国際映画祭を目指していきます。
2019年のプレイベント後、本来であれば2020年の今年に本祭を予定していましたが、今回は、海外に向けたフランスの文化活動を推進するフランス政府公式機関のアンスティチュ・フランセ日本の協力を得て、“女性たち、母たちの未来”というテーマを掲げ、来年への想いをつなぐフランス映画の上映イベントを行います。

■開催概要

【名 称】
石垣島ゆがふ国際映画祭「フランス映画特集上映〜⼥性たち、⺟たちの未来〜」
【会 期】
2020年11月20日(金)~22日(日)3日間/4作品上映/全5プログラム
日程 時間/上映作品
11月20日(金) 『ロシュフォールの恋人たち』
開場18:30/オープニングイベント18:45/上映19:00〜(127分)
11月21日(土) 『思春期 彼女たちの選択』
開場14:30/上映15:00〜(136分)
/17:30〜 アンスティチュ・フランセ トーク&レッスン“映画に学ぶフランス語”
『未来よこんにちは』
開場18:30/上映18:45〜(102分)
11月22日(日) 『ヴィクトリア』
開場14:30/上映15:00〜(97分)
/16:45〜 アンスティチュ・フランセ トーク&レッスン“映画に学ぶフランス語”
『思春期 彼女たちの選択』
開場18:00/上映18:30〜(136分)
/20:46〜 アンスティチュ・フランセ “シネマトーク”
「フランス映画特集上映〜⼥性たち、⺟たちの未来〜」
上映プログラムについて

石垣島のみなさんに、女性たちが輝いている4本のフランス映画をご紹介させて下さい。まずは『シェルブールの雨傘』が有名なジャック・ドゥミ監督がロシュフォールというフランス南西部の海辺の街を舞台して撮った夢のように美しく、陽光に満ちたミュージカル映画『ロシュフォールの恋人たち』。カトリーヌ・ドヌーヴとフランソワーズ・ドルレアックという映画史上でも伝説的な美しい姉妹が作中でも双子の姉妹を演じ、彼女たちの母親をダニエル・ダリユーという大女優が演じています。彼女たちはそれぞれ「真実の愛」を探し求めながら、同時に自分の進む道を見出そうとしています。そしてふたりの若い女性監督たちによる作品を2本、『未来よ、こんにちは』と『ヴィクトリア』。作風は異なりますが、どちらもパートナーと別れ、子供たちと共に、あるいはすでに子供は巣立ち、一人で生きていこうとする女性たちが描かれています。つねに生き方を手探りで模索している彼女たちの人生はどんな冒険映画よりもハラハラさせられ、涙や、笑いとともに、大いなる勇気をもらいます。そしてもう一本、現在、フランスを初め、各国で発見され、高い評価を得ている『思春期 彼女たちの選択』をご紹介します。13歳から18歳までの少女(から女性になる)ふたりの5年間を追ったドキュメンタリーなのですが、どんなフィクションよりも彼女たちは「登場人物」として存在感を持ち、私たちを魅惑します。ぜひみなさんとこれらの作品を一緒に見て、語り合いたいと思っています。

坂本安美

アンスティチュ・フランセ日本 
映画プログラム主任 
坂本安美

東京出身。『カイエ・デュ・シネマ・ジャポン』誌元編集委員。1996年より東京日仏学院(現アンスティチュ・フランセ日本)にて映画プログラムを担当し、さまざまな映画上映の企画・運営を手がける。
©Ciné-Tamaris  1996
『ロシュフォールの恋人たち』
(監督:ジャック・ドゥミ)

カトリーヌ・ドヌーブとドヌーブの実姉が双子の姉妹役を演じた1967年製作の豪華ミュージカル映画。舞台は祭りで賑わう港町ロシュフォール。鮮やかな色彩美と多幸感溢れるメロディ、フランス映画ならではのキュートなファッションに心奪われる。

©DR
『思春期 彼女たちの選択』 日本初プレミア上映!
(監督:セバスチャン・リフシッツ)

エマとアナイスは仲良し2人組みだが、性格、容姿、家庭環境まで、あらゆる点で異なっている。そんな13歳の少女が成長する5年間をおさめたドキュメンタリー。様々な変化をカメラは丁寧に見つめていく。どんな18歳になったのか、そして友情は続くのか?思春期の少女を追いながら、フランスという国の5年間の変化をも映し出す。

©2016 CG Cinéma · Arte France Cinéma ·DetailFilm · Rhône-Alpes Cinéma
『未来よこんにちは』
(監督:ミア・ハンセン=ラブ)

パリの高校で哲学を教えているナタリーには、教師の夫と成長した2人の子供がいる。年老いた母親の面倒をみながらも充実した日々。ところが突然、夫から離婚を告げられ、母は他界。気が付けば、おひとり様になっていた......。果たして彼女に未来は微笑むのだろうか。

©DR
『ヴィクトリア』
(監督:ジュスティーヌ・トリエ)

弁護士のヴィクトリアは、出席した結婚式で知り合 いに再会する。昔の友人ヴァンサンと、以前担当した薬物事件の依頼人サムだ。 その翌日、ヴァンサンは恋人の殺害未遂容疑で逮捕される。無実を証明できるのは被害者の飼い犬だけ。仕方なく弁護を引き受けたヴィクトリアに数々の波乱が巻き起こる…。本国でも大ヒットの恋愛コメディ!




【会 場】
フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ※屋内施設にて開催予定
沖縄県石垣市新川1625番地
【料 金】
各プログラム:大人500円(税込)/高校生以下無料
※上映日前日17時までにキャンセルが発生した場合、当⽇会場にて受付いたします。
【定員】
80名
【申込方法】
11月3日(火・祝)11:00より下記ウェブサイトにて受付中
https://www.fusaki.com/
【お問合せ】
フサキビーチリゾートホテル&ヴィラズ TEL:0980-88-7000